ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナの差って?美容の豆知識

ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナの差って?

世の中にはヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナなど、髪の毛を染める物は多々あります

 

これの差もわからない方が多いと思われます。

 

 

ヘアカラー


 

髪の内部のメラニン色素に作用し、脱色して発色させるものです。

 

髪の内部にまで浸透するので色持ちが1番良い。

アルカリ基剤を使うため、ダメージも強い。

色持ちは髪のダメージ具合にもよるが、健康的な髪で一般的には2~3カ月といわれている。

ダメージが大きい髪の場合、すぐに色が落ちてしまう場合もある。

 

 

ヘアマニキュア


 

髪に使うマニキュアという考え。酸性カラーとも言う。

 

髪の表面を覆っているキューティクルに作用し、表面のみに色味を出す。

黒髪に染めてもうっすらしか色味がわからない。

酸性なので、髪へのダメージはほとんど無い。

ツヤが出やすい。

色持ちは短く大体2~3週間。

 

 

ヘナカラー


 

別名草木染めともいわれ、インドや中近東などの熱帯地方に多く自生する、ミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を粉末にしたもの。

 

頭皮への負担は少ない。

ヘアカラーよりは毛髪への負担も少ない。

使い続けるうちに髪がしっかりしてくる。

染まるのに通常のカラーより時間がかかる。

マニキュアと同じく黒髪にはまったく染まらない。白髪、明るい髪のみ。

色の種類がほとんど無い。天然のものだとオレンジの色味くらいでほかはほぼ黒の色味。

ヘナをした髪を明るくするのはほぼ不可能に近くなってしまう。

色持ちはこれも個人差があるが、通常のヘアカラーと同じくらい。

 

 

 

 

結果、日本人の髪の毛は黒なので、髪の色味を楽しみたい場合は

内部に作用するヘアカラーが一般的です。

 

 

ヘアマニキュアは以前カラートリートメントのお話をしたときにも説明しましたが、

ヘアカラーなどで明るくなった髪、または白髪のみにしか作用しないため、

誤った知識で使用してしまうと意味がありません。

 

 

ヘナに関しても、マニキュアと同じで白髪、明るい髪の人にしか作用しないので、

白髪の方で黒っぽい色でも良いと思われる方は良いかもしれません。

 

ただ、ヘナは天然のものだから髪にやさしいと思われがちですが、オレンジの色味以外のヘナに関しては一般のヘアカラーにも用いられるジアミンというアルカリ成分が入っているため、染みる人は染みます。

 

どの剤も一長一短ですが、特に問題が無ければ

ヘアカラーをされる方が良いのではないかな?と思います。

 

 

アレルギー体質の方など、不安がある場合は事前にパッチテストをするのも良いと思われます。

 

もしヘアマニキュア、ヘナとかで染めようか悩んでいましたら、一度ご相談くださいね!